富山県(北アルプス) / 標高 2,999m
剱岳(つるぎだけ)は富山県に位置する標高2,999mの岩峰で、日本百名山のひとつです。「岩と雪の殿堂」と称され、カニのヨコバイ・タテバイと呼ばれる鎖場は日本の一般登山道として最難関クラスです。
加賀藩時代から「誰も登れない山」として語り継がれ、1907年に陸軍測量隊が初登頂。新田次郎の小説「剱岳・点の記」でも有名です。室堂(立山黒部アルペンルート)が拠点です。
| ルート | 距離 | 所要時間 | 難易度 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| 別山尾根ルート ★ | 約10km | 8〜10時間(1泊2日) | 上級 | 一般的な標準ルート。剱山荘泊が多い |
| 早月尾根ルート | 約14km | 1泊2日 | 上級 | 馬場島から。累積標高差2,200m以上の過酷なルート |
立山黒部アルペンルートの室堂ターミナル。
テント泊の適地。剣山荘(山小屋)もあり。
ここから難所が続く。カニのタテバイ(鎖場)へ。
岩の山頂。360度の展望。富山湾まで見渡せる日もある。下りはカニのヨコバイ経由。
残雪・凍結多い。アイゼン・ピッケル必須。上級者専用。
最もポピュラーなシーズン。7〜8月が山小屋も混雑。
紅葉が美しい。10月は積雪の可能性あり。早めの行動が必須。
完全な雪山登山。一般登山者不可。
山頂直下の下降時に通る岩場の鎖場区間の通称。急峻な岩壁を横移動(ヨコバイ)する部分で、足場が見えにくく高度感があります。同様にタテバイ(登り時の鎖場)も難所です。
難易度は高いため、岩場経験(鎖場・ナイフリッジ)がない初心者にはおすすめできません。最低でも登山経験2年以上・岩場経験ありの方向けです。
富山側(立山駅〜室堂)は大人片道3,130円(2026年参考)。往復では相当な費用になるため、信濃大町側との通り抜けプランも人気です。
必須です。落石・転倒対策のため、剱岳ではヘルメット着用が強く推奨されています。剱山荘等でレンタル可能。
別山尾根(室堂側)が一般的な登山ルート。早月尾根(馬場島側)は累積標高差が2,200m以上あり、日本三大急登のひとつ。上級者向け。
剱岳では落石・転倒のリスクが高いためヘルメット着用必須。山小屋でレンタル可能。
カニのヨコバイなど下りの鎖場の方が登りより難しい。焦らず三点支持を徹底すること。
新田次郎の小説「剱岳・点の記」は剱岳初登頂の物語。映画にもなっている。読んでから登ると一段と感動が深まる。