神奈川県伊勢原市 / 標高 1,252m(雨降山)
大山(おおやま)は神奈川県伊勢原市に位置する丹沢山地南端の峰で、標高1,252m。古くから「雨降山(あふりやま)」とも呼ばれ、江戸時代から「大山詣り」として庶民の信仰登山が盛んでした。大山阿夫利神社の御神体山として信仰を集め、現在も年間200万人以上が訪れる神奈川を代表する名山です。
ケーブルカーで標高678mの下社まで上がれるため初心者でも親しみやすく、山頂からは富士山・相模湾・東京スカイツリーまで望める大展望が広がります。紅葉スポットとしても有名で、11〜12月には「もみじの大山」として多くの観光客が訪れます。
| ルート | 距離 | 所要時間 | 難易度 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| 表参道(ケーブルカー利用) ★おすすめ | 約7km | 約4〜5時間 | 初級 | 阿夫利神社参拝と山頂展望を楽しむ定番ルート |
| 男坂・女坂(徒歩のみ) | 約8km | 約5〜6時間 | 初級 | ケーブルカーを使わず全て徒歩。大山寺の石段が名所 |
| 見晴台周回コース | 約5km | 約3時間 | 初級 | 下社から見晴台を経由する周回。体力に余裕がない場合に最適 |
| 裏参道コース | 約10km | 約5〜6時間 | 中級 | 人が少ない静かなルート。ヤビツ峠から登る縦走もできる |
大山ケーブル駅からケーブルカーで下社へ上がり、阿夫利神社を参拝しながら山頂を目指す最もポピュラーなルートです。
伊勢原駅からバスで約30分。参道の土産物店・豆腐料理の店が並ぶ。ケーブルカー乗り場まで徒歩約15分(石段約360段)。
大山阿夫利神社の下社。展望デッキからの相模湾・東京方面の眺望が素晴らしい。ここからいよいよ登山道へ。
富士山・相模湾が一望できる絶好の展望スポット。ここまで来れば山頂まであと一息。急登が続くが足場は整備されている。
山頂には阿夫利神社本社が鎮座。晴天時は富士山・伊豆半島・房総半島・東京スカイツリーまで見渡せる360度展望。
桜・ミツバツツジが咲き誇る爽快な季節。ゴールデンウィークは混雑するが新緑が美しい。気温も歩きやすくハイキングに最適。
下社付近は涼しく避暑地として人気。山頂は平地より約7℃低い。蒸し暑い日も多いため早朝出発を推奨。
大山随一の紅葉シーズン(11月下旬〜12月上旬)。もみじ・イチョウが境内を染め上げる。ライトアップも実施。紅葉シーズンは大変な混雑。
空気が澄み富士山の展望が最も良い時期。積雪があることもあるため軽アイゼンを携行すること。人が少なく静かな山歩きが楽しめる。
舗装路と石畳・土道が混在。スニーカーより足首サポートのある靴が快適。
おすすめ登山靴を見る →下社の湧き水が補給可能。登山道中に水場なし。
丹沢は雨が多い。急な天候変化に備えて必携。
おすすめレインウェアを見る →日帰りなので軽量パックで十分。
おすすめザックを見る →急な下りで膝への負担を軽減。
おすすめポールを見る →積雪時は凍結した石段が滑りやすい。12〜2月は携行推奨。
初心者向けの装備選びをもっと詳しく知りたい方は
初心者向け装備ガイドを見る →大山ケーブルは通年運行(年末年始を除く)。平日は9:00〜17:00、週末・繁忙期は延長運行。片道690円、往復1,310円(大人)。紅葉シーズン(11〜12月)は6時台から運行します。
例年11月下旬〜12月上旬が見頃。モミジのライトアップ(阿夫利神社下社〜大山寺周辺)も実施されます。紅葉シーズンは非常に混雑するため平日訪問を推奨。
ケーブルカーで下社まで上がれるため初心者でも安心。下社から山頂まで約90分。子連れは下社付近の散策がおすすめです。山頂まで行く場合は4〜5時間の体力を見込んでください。
小田急線伊勢原駅(新宿から約50分)から神奈川中央交通バスで大山ケーブル駅まで約30分。バスは「大山ケーブル行き」に乗車。本数も多く公共交通のアクセスが良好です。
晴天時は山頂から富士山・相模湾・丹沢の山々が一望できます。特に冬季(12〜2月)は空気が澄み最高の展望が楽しめます。
丹沢山系にはニホンジカが多数生息。登山道付近でも遭遇することがある。食べ物を見せないこと。
丹沢はヤマビル(山ヒル)が多い。塩スプレーや忌避剤の携行を推奨。ゲイター着用も有効。
夏は午後に雷雨になりやすい。山頂到着は11時〜12時を目標に、午後2時には下山開始すること。
麓の参道には豆腐料理の店が多数。下山後に「大山豆腐」を使った料理(湯豆腐・豆腐ステーキ等)を楽しんで。
紅葉シーズンの週末は登山客・観光客が急増。早朝(7〜8時台)出発かつ平日が断然おすすめ。ケーブルカーに長蛇の列ができることも。
大山詣りの習慣として、下山後に精進料理(豆腐・湯葉など)を食べるのが伝統的な楽しみ方。