北海道斜里郡斜里町・目梨郡羅臼町 / 標高 1,661m(羅臼岳)
知床(しれとこ)は北海道東部に位置し、2005年にユネスコ世界自然遺産に登録された日本唯一の「海と山が一体となった世界遺産」です。ヒグマ・エゾシカ・シャチ・流氷など、世界的にも希少な自然環境が残されています。
ハイキングの代表的なスポットは知床五湖。高架木道(無料)または地上遊歩道(要レクチャー受講)で湖と原始林を巡ります。上級者には羅臼岳への登山も人気です。
知床は自然保護のため、立ち入りエリアが制限されています。ルールを守って楽しみましょう。
| ルート | 距離 | 所要時間 | 難易度 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| 知床五湖・高架木道 ★おすすめ | 約0.8km | 約40分 | 初級 | 無料・年間通じて歩ける。一湖と展望台まで |
| 知床五湖・地上遊歩道(大ループ) | 約3km | 約1.5時間 | 初級 | レクチャー受講後に入山可。五つの湖を全て巡る |
| 羅臼岳(岩尾別コース) | 約10km | 約6〜8時間 | 上級 | 知床最高峰への本格登山。上級者向け |
| カムイワッカ湯の滝 | 往復約1km | 約1時間 | 初級 | 川を登って行く温泉の滝。ぬるめの湯に足をつけられる |
五つの神秘的な湖を巡る、知床の大自然を満喫できるコース。
地上遊歩道利用者は必ずここでヒグマ対策レクチャー受講(無料・約10分)。
最も奥にある五番目の湖。静寂な森の中にある小さな湖。
それぞれ異なる表情を持つ湖。二湖からは知床連山が湖面に映る絶景が見られる。
最も大きな湖。羅臼岳を背景にした景色は知床を代表する絶景。
4〜5月は流氷が去り野鳥が飛来。ヒグマが冬眠から目覚め出没が増える。地上遊歩道の開放は5月から。
6〜8月が最も歩きやすい。高山植物・野生動物の観察に最適。観光シーズンで賑わう。
9〜10月は紅葉と野生動物の活動期。ヒグマが冬眠前で活発。エゾシカも多く見られる。
流氷シーズン(1〜3月)は別の魅力あり。ウトロ側でクルーズツアーが人気。ハイキングは困難。
安全・快適に楽しむための基本装備を揃えましょう。
しっかりとしたトレッキングシューズ・登山靴が必須。
おすすめ登山靴を見る →行動時間に応じた水分を持参。夏季は多めに。
山の天気は変わりやすい。必ず携行すること。
おすすめレインウェアを見る →絆創膏・消毒液など最低限のファーストエイド。
日帰りなら20L、宿泊なら30L以上が目安。
おすすめザックを見る →急な下りで膝への負担を軽減。
おすすめポールを見る →YAMAPやヤマレコアプリを活用すると安心。
エネルギーバーやおにぎりなど行動食を準備。
初心者向けの装備選びをもっと詳しく知りたい方は
初心者向け装備ガイドを見る →前泊・後泊でゆっくりと知床周辺を楽しむのもおすすめです。
知床はヒグマの密度が高い地域です。単独行は避け、熊鈴必携。出会ったら静かに距離を取りましょう。
知床半島の先端部(知床岬)は原則立ち入り禁止。ルールを守って自然を守りましょう。
地上遊歩道はヒグマ活動期(8月1日〜)は事前予約・ガイド同行が必要な場合があります。事前確認を。
オジロワシ・エゾシカ・キタキツネなど多様な野生動物に出会える可能性大。双眼鏡があると楽しさ倍増。
知床岬へは観光船クルーズが人気。崖から流れ落ちる滝や岩場のトドも見られます。
知床は急に天気が変わります。レインウェアと防寒着は常に携行してください。